村長ウツソウ日記

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4月8日(火)

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午後、怪しげな空の下、医者へ行く。
現在かかりつけの医院は、高田馬場にある。
二週間に一度の通院だが、行くたびに地下鉄の出口のすぐ脇にある未来堂にて文庫本を一冊買い求め、これを読みながら順番を待つ。問診の際、「ここ最近はきわめて調子がいいです!」と応答す。ただし水ごりのことは黙っておいた。そんな無茶なことは止めなさい、と言われそうなんだもん。帰りしな、駅前でBIGBOXをパチリと一枚。昔は赤かったんだけど、これいつのまに青くなっちゃったのかなあ。

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医者からの帰りしな、東西線で九段下へ出て、神保町の父母のもとを訪ねる。父母ともに息災。7日の毎日新聞朝刊の連載「ムムムの目」、および朝日新聞朝刊に「新潮」五月号の広告と「すばる」五月号の広告に原田宗典、原田マハの兄妹の名が並んでいるのを見て、「涙が出た」との旨。この半年の親不孝を詫びる。

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母近影。
じっと母の顔を見つめていると、わけもなく目頭が熱くなってくる。なぜだろう。宇多田ヒカルの歌で「ありがとうと君に言われると、何だか切ない」という一節があるが、そんな気持。
この夜は、ツタヤで借りて持ってった森繁久弥主演の「駅前旅館」を父母とともに観て、懐かしい思いを味わう。脚本も映像も芝居も、ごくごく他愛もないものなのだが、その他愛なさがとても尊いものに思える。

 

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コメント

村長、はじめまして。
「十七歳だった!」を十七歳の時に初めて読んで以来、村長の本に笑い励まされ続けて10年とちょっと、の村民です。

日記が毎日更新されてて嬉しいな♪と思いながら読ませていただいたところに、お父さん登場!!!
んもう、いてもたってもいられなくなっちゃったのでコメントしちゃいます。

村長の作品の中でも、家族のことを書かれているものが私は好きです。なんというか、温かい気持ちになれるので。その中でも豪快なお父さんが登場するお話は大好きなのですが…ご病気をされた時の、大きな手術をする前に書かれた「祈って欲しい」という思いが込められた、短い文を読んで、涙が出ました。

あれから数年…。お父さんのお元気そうな笑顔を拝見できて嬉しいです。また、温かい気持ちになりました。
家族が元気でいる、ということは何よりの幸せですね。

投稿者 ハル : 2008年04月09日 23:40

 

ハルさん、ご愛読ありがとう。
おかげさまで親父も何とか生きております。
というか二週間ほど前でしたか、近所の公園をヨタヨタ掃除して(シルバーセンターからの紹介で掃除が今の仕事なのです)いたところ、酔っ払ったホームレスの男にからまれて、「ぶんなぐってやった」という武勇伝を語っておりました。
おふくろは「んもー喧嘩ぱやいんだからこの人はモー」と文句を言ってましたが、村長としては「82歳になっても売られた喧嘩を買うその心意気やよし!尊敬する!」とあらためて親父の凄さを思い知った次第。
ほんと、家族が元気でいるということは何よりも幸せなことです。

投稿者 原田宗典村長 : 2008年04月10日 15:37

 

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