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2月24日(火)
天気は今イチだけど、村長は車で出かけた。
上野の東京都美術館で「生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウイリアム・モリスから民芸まで」という展覧会を観にいくのだ!
俳優の水内君と江戸指物師の大ちゃんと11時に待ち合わせたのだが、一時間半も遅刻しちゃった。
反省。
でも途中、車の中から最近の東京の風景を撮った。

まず西新宿のセンチュリーハイアット。

行く手に
住友ビルなんかが見える。

歌舞伎町あたり、というかシアタートップスのあたり。
右手の薄い緑色のビルは新宿ピカデリー。

で、やっと上野駅前につきました。
この横断歩道で、村長、二十歳のときに、
ビニ本の配達で、いっぺんに運ぼうとして、コケそうになって、
横断歩道上にビニ本をわあーっと撒いちゃったんだよね。

車を停めて歩き出す。
おお右手に見えるは国立西洋美術館。
今月末からの「ルーブル展」を前にして、あやしい静けさ。

おっと!
動物園前では、路上芸人が何人か出て、
芸を披露している。
これは綱渡り、だな。

そんなの見てる場合じゃない!
もう一時間以上遅刻してんだから!
と急ぎ東京都美術館へ。
何だあの銀の玉は?
遅れに遅れたので、水内君と大ちゃんと、まず美術館のレストランへ行って昼食をとる。
が、これが美味くなかった。というかはっきり言ってまずかった。
おかげで観賞に臨む心構えが崩れちゃったのか、
何だか面白くない展覧会だった。
多分、展示の仕方がなってないのだと思う。
ウイリアム・モリスも民芸も、たいしたものじゃないように見えてしまう。
唯一印象に残ったのは、志賀直哉の持っていた白い壷。
これはよかった。

外へ出て煙草をふかす。
と、となりでおじいさんがバイオリンを弾きながら、
何とかエレジーみたいな歌を歌い出した。
只者ではない……ような気もしないでもない、こともないか。
出で立ちは只者ではなかったが、歌は只者だった。



で、ぷらぷら歩いて、上野駅前へ。
池之端の方へ行っていた水内君と大ちゃんと
待ち合わせる。
待ってる間、雨が降ってきて、退屈だったので、
何枚か撮る。
車に乗って、浅草へ。
大ちゃんの師匠の仕事場へ行きましょうよ、との誘いに応じて、ずうずうしくも押しかけてしまった。

江戸指物師の仕事場……これがんもうすごくいいい感じの仕事場であった。
初めてなのに、この懐かしい感じ……何しろダルマストーブがあるのだ!
何だか少年みたいな気持になってしまった。
いいなあ、職人。

先代の親方が使っていた小指の先ほどの小カンナ。
かわいくて、かっこいいのだ!
ああ、感激した。




