
【単行本】光文社 1999/11 ISBN 9784334923143

【文庫本】光文社文庫 2003/03 ISBN 9784334734545
装禎は原研哉くん、挿画はかとうゆめこさん。この方は新潮文庫の小説の方のイラストをずっと担当してくださっている方で、とっても才能があります。原くんと、かとうさんの力を借りて、詩集――というのは口にするのは恥ずかしいんですが――を形にすることができました。
中身は、「青空について」というさわやかなタイトルのわりには、けっこうヘビーなものです。うつに苦しんでいた時、長い文章が書けなくて、詩しか書けない時期がありました。その時に、ぽつり、ぽつりと書き溜めたものです。3年くらいにわたっているかな。
単行本の時に読んでくださって、この詩に音楽をつけたい、と言ってくれた大学生が何名かいらっしゃいまして、「青空について」というタイトルの混声合唱曲のCDをいただいたことがあります。東大の教養学部の学生が作曲して、朝日作曲賞を受賞したそうです。こんな風に、「イジリがいのある」ものなのであれば、それもまた念願かなったり、という感じです。小説でもない、エッセイでもない、お芝居でもない、またもうひとつ別の原田宗典の側面が見えたりするのではないでしょうか。そのへんを見ていただけたらと思います。
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