
【単行本】角川書店 2004/07 ISBN 978-4-04-883890-3

【文庫本】角川文庫 2007/04 ISBN 978-4-04-176219-6
ついに書きました、『新人だった!』。『十七歳だった!』に続く「だった!」シリーズの第2弾です。これまで語るに語れなかったコピーライター時代のお話です。
留年して大学5年生になってから、i永事務所というところに勤めました。ほんとは5年間くらいのことを書こうと思っていたんですが、最初の1年にあまりにもいろんなことが起きていたことが発覚して、大体1年間のことで終わってしまいました。1年間でこんなにいろんなことがあったのかと、みなさんも驚かれることでしょう。何しろ、引っ越しだけでも4回しましたから。夜逃げまでしてますからね、大変な1年でした。
中身は、濃いです。これを書きながら、ずいぶんいろんなことを思い出しました。気持が若くなりましたね。あのころは、乃木坂の事務所に行くだけで楽しかったです。初めて自分の名刺を作ったときの喜びとか、「えー!? このステッドラーの鉛筆って、1本250円もするの? ヒエー!」とかいった単純な、純粋な驚きをたくさん感じて生きていた時代のお話なので、老若男女、いずれの方にもお楽しみいただけます。
新人の方は、今の新人である自分の立場と照らし合わせて、笑ってください。元「新人だった!」方は、今はベテランになってるけど、新人だったころの初々しい気持を、思い出してください。役に立つとは言いませんが、笑えることはたしかです。失敗の連続でしたからね。
角川書店の『本の旅人』に連載していたんですが、その編集部の人たちも、ものすごく楽しみにして読んでいたそうです。それなのに時々落とすので、すごくがっかりさせてしまいました。申しわけない。2年半くらいかかったかな、やっと1冊になりました。原研哉のすばらしい装丁です。文庫本になるのを待たずに、ぜひ単行本を手にとって、お買い求めになって、お楽しみくださいませ。ハラダからのお願いでした。よろしくお願いします。
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» 原田宗典「新人だった!」 from iris*
新人だった!発行は、2004年7月。コピーライターのアシスタントを始めた頃のお話。「だった!」シリーズ第2弾だそうであります。私が初めて読んだ原田さんの本が、「... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年12月01日 02:05
「十七歳だった!」「新人だった!」中の原田宗典さんを見る?読んでいるとゴッツ困惑してはって、読んでこないに困惑してはるとこがおもろいねんから、もし実際困惑してはるのを見てもうたら笑死しそうでこわいです。
投稿者 ぷーや : 2006年03月11日 17:58
本日、地下鉄東西線早稲田駅到着とともに読み終えました。
やっぱおもしろ~い。
ここ数日の通勤が楽しくて仕方なかった、です。
P67,68,69あたりはやばかった、ジーンズを自分で切っちゃう話し。
「なにこの人ー変な人ー!」といいつつ、爆笑で読み進めました。本当変な人~なんです。
通勤なんて一人で寂しいもんだから、変な人がおともにできてホント愉快で恥ずかしい数日でした。
ありがとうございました☆
投稿者 なみ : 2006年03月16日 22:43
面白くて、一気に読んでしまったのですが、笑える半面、センチメンタルな気持ちにもさせて頂きました。原田さんのエッセイは、殆ど読んでいますが、これがいちばん好きかも、と思える1冊でした。
投稿者 iris* : 2006年12月01日 02:07
買って、部屋に戻って、一気に読み切ってしまいました。
時間にするとたった2〜3時間でしょうが、その間で本を読んだというより、とても貴重な体験をさせてもらったという感覚が強いです。
原田さんの作品はいつもそうです。
大事な事を教わっています、ありがとうございます!
それに私が今まさに新人になりきれず、周りからおいてけぼりを喰らっており…かなり自分と重ねて読みました。
今後の私の糧となりました。
投稿者 moja : 2007年05月03日 06:39
久々に、笑いながら本を読んでしまいました。(しかも、電車で)
それでも、新人社会人のひたむきな姿勢が読み取れ、新人であったころの自分(随分前ですが・・・)が思い出されました。
笑いながら、考えてしまう一冊ですね。
私も、まだまだ頑張らなくちゃな、なんて思ってしまいました。
投稿者 智 : 2007年05月28日 00:29
17歳だった!より少し大人なエッセイでした。
そして同じ頃のジブンと同じような気持ちの動きが
なんだか涙がでそうになるお話も。
でもやっぱり、笑えますよ。
さらに続編、お待ちしています。
その後の展開が気になる。。。
投稿者 さりゅ : 2007年08月03日 21:26
新人としての基本的な心得や、気遣いはもちろんですが、
ドラマチックな恋の展開と母への想いに涙しました。
J子さんとの恋は、高校生の頃が春、大学生になり遠距離恋愛が夏、この本には秋から冬、
そして新しい春へと向かう感じでした。
歯科医院の話は、村長得意のコミカルでスピードのある文章で
爆笑のところですが、他の本にも書かれていましたし、笑えず、J子さんに真意を伝える事も、聞くことも出来なかった事と、
冬へと続く感じが切なかったです。
M井さんの「だめッ!!」には、
いきなり村長はアイドル化し、私は乙女化し
「私のムネ様がキスしちゃイヤッ!」と言う気持ちと
「天下のムネ様に、ゴメンなんて言わせて,許せないわ!」
と言う、複雑な気持ちで胸がいっぱいになりました。あまりにも赤裸々な心境と状況の告白に、胸が痛いです。
そして、恋のクライマックス、冬将軍の登場。J子さんのお父さんに土下座する場面も涙なしでは読めません。
東京から岡山まで出向き、頭を丸めて率直にわびる村長の真摯な態度には、冬将軍もタジタジですね。
冬将軍との戦いの後には、春が待っていて良かったです。
村長の母親想いの数々のお言葉。
何よりおふくろが喜ぶだろう。
母親を喜ばせるために。
おふくろを悲しませたくない。
息子を持つ母親としては、鼻がツンとしてウルウルでした。
自作を語る”に、5年間くらいのことを書こうと思っていた。とありましたので、
ぜひ続きの4年間の事も書いてほしいと思っています。楽しみにしています。
投稿者 hiropi : 2009年01月12日 21:13