原田宗典 作品リスト

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ススメル男

『こころ』夏目漱石

「なぜいまごろ?!」と思われるかもしれません。年末年始にかけて村長は「ココロとキモチの違い」についてずーーーっと考えておりました。これは僕が師匠と慕っていたトーラさんが言っていたのですが
「ムネノリ、あなたはなぜ、キモチで書こうとするのですか。キモチで書こうとするから書けないんじゃないですか。あなたはいいハートをもっているのだから、そのココロで書きなさい」
というふうに言われたことがありまして、それから「ココロとキモチの違い」が僕の中で一大テーマになったのです。そんなとき「そういえば、漱石に『こころ』という小説があって、それを書いたとき漱石は48歳だったんじゃないかな」なんてことを思い出して初めて読んでみました。恐るべき小説でした。思っていたのとはぜんぜん違っていました。漱石の作品は中学校とか高校で読むことが多いと思うのですが早すぎると思います、その時期に読むのは。40を越えてから漱石を読むといいんじゃないかな、と再確認した次第です。ですから『こころ』は30、40の人にお薦めです。

『こころ』 夏目漱石 新潮文庫 

 

コメント

久しぶりに編集長の文章に出会って感激です。昔の文章の多いクレア時代(今のクレアはおしゃれすぎる×××)コラム大好きでした。「噴飯もの」のエッセイも買って読みました。おもしくてちょっと哀しい「スメル男」も愛読書でした。

『こころ』については同感です。私は中学の教科書で読んだのですが、かなりショックを受けました。先生がどんな授業をしたのかはさっぱり覚えていません。大人になって読んでもつくづく苦い小説です。

投稿者 ごんべい : 2008年05月11日 23:01

 

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