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芝居小屋
壱組印『やや黄色い熱をおびた旅人』 千穐楽
壱組印『やや黄色い熱をおびた旅人』は、12日間、計14回の公演を無事終了いたしました。ご観劇いただいた皆様方、ありがとうございました。


楽日の詩
楽日の打ち上げの席でおれは
役者たちに、裏方の人たち全員に
「おかえりなさい」
と言ってあげたい。長い旅でしたね、
よくまあご無事で、とたたえてあげたい。
楽日の打ち上げの席でおれは
少し酔ってから、大谷さんに
「あなたのことを誇りに思う」
と真顔で言って、大谷さんを泣かせて
やりたい。
最初に演った「愛は頭にくる」から
21年めの今年、この舞台が、おれと
大谷さんとの長いつきあいの果てに
咲いた花だったのだなあ、と。
でも旅はつづく。つづくのだ。
みんなもっと遠くへ行こうぜ。
七月十五日台風の夜
原田宗典




